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猫→azuちゃん URL 2009-04-01 (水) 13:09

コメント、ありがと~。
たぶん、多くの人にとっては、どーでもいい内容だと思うんだけど、
自分のために、ちょっとやってみたくなりました。
まー、いつまで続くの?って気もしなくはないのですが(笑)。

で、azuちゃんも、これ、読んだ?
個人的には、面白かったし、三浦先生と川浦先生が繋がってる、
というのも、これまで別々に論文を読んできたので、
そーだったのか~みたいな気分になり。
↑意味不明?(笑)

あと、お勉強会。
春休みに!っていっている間に、春休みが終わってしまったので(笑)、
新年度、時間をみつけて、ぜひ、やりましょ~。
楽しみにしています♪

azu URL 2009-04-01 (水) 12:12

とうとう??レビュー始めましたね。
私もこれ、読みました。
修論追込みの少し前だったので、もう細かいところまでは覚えていませんでしたが。。。
もう一度、読んで見ようと思います。

これからもレビュー楽しみにしています!
って、自分で読めよって感じですね(笑)

春休みお勉強会が開催できなかったので、時間見つけてやりましょう。

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レビュー:「知識共有コミュニティ」編

 
review 
 
今日は、自分に課したノルマをある程度達成したので、
早速、レビューに挑戦です。

【本日の論文】

三浦麻子・川浦康至(2008)
 人はなぜ知識共有コミュニティに参加するのか
  :質問行動と回答行動の分析
    社会心理学研究(23)3, pp.233-245
   ※論文はこちらからDLできますCiNii


抄録
Web-based knowledge-sharing communities, which are supported by countless voluntary Internet users, are in widespread use today. We explored a number of characteristics of interpersonal communication among participants based on their questioning and answering behaviors. A questionnaire survey on participants of Yahoo! Chiebukuro, one of the most popular knowledge-sharing communities in Japan, was conducted, and access data of their behavior in the community were collected. Based on 7,989 survey samples and access data, we found that there were several significant differences in their behavior and motivation based on their participation style, question content, and gender. Results also suggested that information was exchanged and accumulated actively in the community and interpersonal communication of community participants was developed by an aggressive need for information acquisition and subsequent social support.


本論文では、
インターネット上にある知識共有コミュニティである
「Yahoo!知恵袋」を対象に、

Q:知識共有コミュニティを支えるインターネット利用者は
  どのような人々なのか?
Q:彼らはなぜ知識共有コミュニティかかわるのか?

という疑問とともに、
そこに集積される「集合知」とは、いったい何か?
ということを読み解くための手がかりとして、
「質問」と「回答」という相互行為からなる
コミュニケーションのありようと、
その使用者のコミュニティへの参加動機を
明らかにすることを目的に調査されたもの。

【1.はじめに】

まず、知識共有コミュニティについて。
三浦ら(2008)では、この知識共有コミュニティを、
利用者のニーズによって2つに大別している。

 ①百科事典型コミュニティ
   …利用者の情報ニーズは顕在化されない
    例)ウィキペディア
 ②Q&A型コミュニティ
   …利用者の情報ニーズが「質問」という形で顕在化
    例)教えて!goo、人力検索サイトはてな、Yahoo!知恵袋
   
②に関しては、
「利用者が相互に教え合い、共有するための社会空間」
とし、質問者と回答者の対人相互作用が行われている、
と三浦らは説明している。

次に、Q&A型コミュニティでの「質問」の種類についても、
以下のように2つに分類している。

 ①正解が存在する(と少なくても質問者は考えている)質問
    サーチエンジン(オンライン資源)、
    図書館(オフライン資源)などの利用で
    解が得られる可能性が高い
   →正解発見に資する情報の獲得はできるが、
    正解がない情報は蓄積されにくい

 ②決まった解答がない(と少なくても質問者は考えている)質問
    問題解決型質問(相談や予測)
    情報獲得の手段が曖昧、
    限られた利用可能な人的資源、
    プライバシーの問題
   →友人などの知己には聞きにくい場合がある
   →匿名性の守られるオンライン・コミュニティでは
     疑問の解決に好適な場
   →正解ありなしの両方の質問が投稿され、
     事典的な知識と個人的な見解が得られる

更に、インターネット利用の性差の先行研究から、
Q&A型コミュニケーションにおいても性差が見られると予測し、
「質問」「回答」投稿時における利用者の意識と態度について、
実際の行動をコミュニティ内の行動ログデータと対応づけ、
性差を加えた分析を行っている。

以下、わかりやすくするために、レジュメふうに。

【2.方法】
概要
「Yahoo!知恵袋」の利用者に対し、Web上で質問紙調査
 ①質問投稿者向け質問紙(以下Q版)
 ②回答投稿者向け質問紙(以下A版)
   →利用記録(サーバー上のログデータ)と対応づけ

・調査対象コミュニティ
 「Yahoo!知恵袋」…YahooのIDを持っていれば、誰でも参加可能

質問紙調査
・調査期間と対象者
  期間:2005年12月6日~20日の15日間
  対象者:期間中にログインし、質問もしくは回答を投稿した利用者
  質問紙:Q版 5,562/28,588(依頼応答率19.5%)
       A版 2,513/15,402(依頼応答率16.3%)

主な質問項目
・Q・A版共通
 (1)基本属性(性別、年齢)
 (2)他の利用者に対するコミュニケーション欲求と実際経験
  選択肢:知恵袋を利用していて質問者や回答者と
  「連絡を取りたいと思って、実際にしたことがある」
  「連絡を取りたいと思ったが、やり方がわからずできなかった」
  「連絡を取りたいと思いやり方もわかっていたが実際はしなかった」
  「連絡を取りたいと思ったことはない」
 実際にしたことがある場合の利用メディア
  「Yahoo!メール」「Yahoo!メッセンジャー」「その他」

・Q版のみ
 (1)内容:択一選択
  「決まった答えや正解がある(と思う)質問」(正解あり)
  「決まった答えや正解はない(と思う)質問」(正解なし)
 (2)投稿動機:9項目、4件法
  オンライン・サポートの提供理由に関する質問項目(宮田, 2005)
  を参考に作成
 (3)「知恵袋」で質問を行った理由:4件法
  「信頼できる回答がもらえそうだから」
  「たくさん回答をもらえそうだから」
  「雰囲気のいいコミュニティだから」
 (4)投稿に先立って調べた方法
  オンライン資源…「Yahoo!サーチエンジン」「静的データベース」
            「百科事典型コミュニティ」「知恵袋の過去ログ」
            「知恵袋以外のQ&Aコミュニティ」「掲示版」
  オフライン資源…「人に聞いた」「書籍や新聞雑誌」

・A版のみ
 (1)対象となった質問の内容
  「決まった答えや正解がある(と思う)質問」(正解あり)
  「決まった答えや正解はない(と思う)質問」(正解なし)
 (2)投稿動機:13項目、4件法
  オンライン・サポートの提供理由に関する質問項目(宮田, 2005)
  を参考に作成
 (3)投稿に先立って調べた方法
  オンライン資源、オフライン資源=Q版と同じ

・調査協力者のコミュニティ参加状況(Yahoo!の協力を得て)
 (1)調査協力時点で投稿された質問/回答文
 (2)投稿時点までの質問/回答投稿数
 (3)投稿された質問の被回答数
 (4)知恵袋の利用登録日時
 (5)最初の質問/投稿日時

【3.結果】
基本分析
・分析対象…7,989件(Q版5,515件、A版2,474件)
      男性(%)   女性(%)    平均年齢
全体     50.3    49.7    31.4(SD=11.39)
Q版     48.3    51.7    30.1(SD=11.23)
A版     54.7    45.3    34.3(SD=15.55)

コミュニティの参加状況とスタイル
 ・調査者の調査協力時点までにおける質問投稿数、
  回答投稿数、質問に寄せられた回答数(以下、被回答数)
  による基礎統計量を算出→ばらつきが多い
 ・質問に対し回答が得られたかを検討
  →被回答数が質問投稿数より下回ったのは4.8%
   =回答が得られない質問はわずか(1件あたり3.6件の回答) 
   =知恵袋が積極的な情報提供の場となっている

コミュニティの参加スタイル
 ①質問投稿のみ=最も多かった群(質問投稿数2.7件、SD=6.04)
 ②質問と回答の両投稿、かつ質問投稿数>回答投稿数(質問優位)
 ③質問と回答の両投稿、かつ質問投稿数≦回答投稿数(回答優位)
   ↑全体的に投稿多
 ④回答投稿のみ
   コミュニティに対する関与度 質問投稿のみ<回答投稿のみ
  
 ③と④の平均年齢が高い

質問投稿時の意識
質問タイプ
・質問の内訳
  正解ありタイプ(3,722件)>正解なしタイプ(1,793件)
  …「決まった答えや正解があるはず」(正解ありタイプ)
    56.2%が質問投稿のみ
    男性(71.3%)>女性(63.9%)
  …「特に決まった答えや正解はない」(正解なしタイプ)

質問投稿動機
・質問9項目を因子分析、プロマックス回転…3因子を抽出
 ①社会的動機…投稿という行為そのものに社会的意味を付与
 ②外発的動機…回答が得られることにより実質的な利益を獲得
 ③内発的動機…回答が得られることによる内的な充足

・全体的に
  外発的動機、内発的動機の順
  社会的動機は重視されていない
  質問者=回答を得られることで報酬を重視している傾向

・質問投稿前の調査行動
 投稿に先立って、自ら質問に対し下調べをしたか
 →手段を複数選択で質問
  調べてから投稿>調べないで投稿
  調べた人の資源…オンライン65.8%、オフライン23.0%
              サーチエンジン70.1%、過去ログ40.1%
              人に聞く21.6%

回答投稿時の意識
・回答した質問のタイプ
  正解ありタイプ(1,048件)<正解なしタイプ(1,793件)
   正解ありタイプの質問に対する回答をした調査協力者の
   38.6%は回答のみ
   正解なしタイプへの回答は女性が多い
   男性(51.0%)<女性(65.6%)

回答投稿動機
・動機に関する13項目を因子分析
  ①援助的動機 質問者を助けることを重視
  ②互酬的動機 回答投稿に対する将来的なメリット獲得への
            期待や過去の経験への返報
  ③社会的動機 投稿という行為そのものに社会的意味を付与
  ④報酬的動機 回答投稿によって得られる(即時的な)メリット
            の重視
    ↓
  主要な動機…質問タイプに関係なく援助的動機が高い

回答投稿前の調査行動
 正解ありに回答した協力者(1,048名)
 事前に調査した<事前に調査しなかった
   質問1. 投稿前に正解を知っていたか
        調査行動の規定要因(両方投稿、正解既知、女性)
        正解が未知…事前調査:女性<男性
   質問2. 回答の正しさを確認するために何らかの方法で調べたか
        調査手段と内訳
        質問投稿者 オンライン資源72.4% 
                  1)サーチエンジン59.4%
                  2)書籍や雑誌17.3%
                  3)静的データベース12.5%
                 オフライン資源19.9%


【4.考察】
コミュニティへの参加状況とその動機
  回答投稿動機…援助動機
   =積極的かつ協力的な対人コミュニケーションが展開
  要因…知識共有型コミュニティの参加形態による影響の可能性

対人コミュニケーションへ欲求…投稿者への関心は強くない
  質問、投稿者間で連絡を取り合いたい32.2%
  そのうちで、実際に連絡を取った人1.5%
    →「質問者-回答者」という間では回答を投稿することで
     コミュニケーションが完結、発展しない

Q&Aコミュニティの特徴…一般的な信頼に成り立っている
  質問投稿者の87.7%「信頼した回答をもらえそう」
           63.4%「雰囲気のいいコミュニティである」

コミュニティへ内に共有される知識
・質問とそのための調査
  質問者経験者…質問前に調べた人は多いが、
            その際に利用される資源は少ない
  回答者経験者…調べずに質問する

・知恵袋の知識=回答者によって提供される情報
  回答者がその質問に接した時点での既有知識が中心
  情報の正確さに対する信頼は不十分
  (事典型コミュニティとは異なる)
   →しかし、質問者は唯一の正解を求めているとは限らない
    オンライン上に蓄積される情報は雑多なように見えて
    実は「案外正しい」側面がある
    (Surowiecki,2004 小高訳,2006)

コミュニケーション行動による性差
  男性…正解ありのタイプの質問が多い、物質志向
  女性…正解なしのタイプの質問が多い、人間関係志向、
      健康や個人的問題に関するサポートを受けるための
      インターネット利用が多い
  →参加動機に性差は見られない

今後、必要なこと
・コミュニティ利用者にとって何が適切な知識なのかを軸とする分析
・参加者たちがそれぞれの情報の有用性を判断できる手がかり
  知恵袋では、「ベストアンサー」という形で
  参加者にとっての有用性を評価

【5.結論】
 本研究より明らかになったこと
  ・Q&Aコミュニティでは、活発に情報交換・蓄積がされている現状
  ・参加者による相互作用が情報獲得欲求と、
   それに対する社会的サポートとして機能

以上。


って、全然レビューじゃない。
ただ、まとめただけじゃないっ!(笑)

あはははは;;;

実は、今回の論文は、あたしにとって、
ちょっと役立つものだったため、
あえて短くしなかったんだけどね~。
↑いいわけ?

ま、それはさておき。

これを読んでわかったことは、人が集まって、
質問や回答をする際には、当然のことだけど、
その解を持っている人がいなければならないということ。

論文中にもあったように、解というのは、
正解があるものとないものがあるけれど、
少なくても、解のあるものに関しては、
既有知識の有無が関係していた。

このことを考えると、
類似した目的を持った集団の場合、
双方にある程度、既有知識があった方が、
回答しやすい、すなわち、回答が得られる可能性が高い、
ということがいえると思う。

更に、参加動機も、「援助的動機」が高い、
という結果から、互恵性が大切だ、ということも、
いえるように思う。

それと、質問に対する有用な回答が得られた段階で、
コミュニケーションが完結してしまうという結果から、
やはり、解のないものを質問できるような環境と、
「質問-回答」以外のコミュニケーションが行える設定がないと、
より、活発なコミュニケーションはおきにくく、
更に、そのような状況では、個人的な関係性は構築されにくい、
ということがわかった。

これは、あたしの研究にとって、大きな収穫なのだ。

Q&A型コミュニケーションは、
BBSに似ているところもあるけれど、どちらかというと、
SNSのコミュニティに似ているように思う。
そう考えると、SNS上でのコミュニティで、
コミュニケーションが活発化しないケースがあるのも、
ある意味説明がつくように思う。

この論文は、社会心理学的な研究で、
かつ、量的な研究ではあるけれど、
このようなコミュニティがもつ特徴の一部が、
動機づけと共に明らかにされたことは、大きい。

あたしの研究では、性差を扱わないけれど、
語学学習者に女性が多いことを考えると、
女性が好むコミュニケーションスタイルを、
少し考慮する必要もあるのかなぁ。
でも、それ、説明できるんだろうか?(笑)

ま、いいや。

というわけで、本日のレビュー、これにて終了ォ。
次回は、もう少しコンパクトにまとめ、
ちゃんと(?)レビューします。
今日は、ちょっと乱暴だったので。

ではでは、また明日。


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猫→azuちゃん URL 2009-04-01 (水) 13:09

コメント、ありがと~。
たぶん、多くの人にとっては、どーでもいい内容だと思うんだけど、
自分のために、ちょっとやってみたくなりました。
まー、いつまで続くの?って気もしなくはないのですが(笑)。

で、azuちゃんも、これ、読んだ?
個人的には、面白かったし、三浦先生と川浦先生が繋がってる、
というのも、これまで別々に論文を読んできたので、
そーだったのか~みたいな気分になり。
↑意味不明?(笑)

あと、お勉強会。
春休みに!っていっている間に、春休みが終わってしまったので(笑)、
新年度、時間をみつけて、ぜひ、やりましょ~。
楽しみにしています♪

azu URL 2009-04-01 (水) 12:12

とうとう??レビュー始めましたね。
私もこれ、読みました。
修論追込みの少し前だったので、もう細かいところまでは覚えていませんでしたが。。。
もう一度、読んで見ようと思います。

これからもレビュー楽しみにしています!
って、自分で読めよって感じですね(笑)

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